こんにちは!ちなです!
1歳2カ月になる息子は、
9月から新しいクラスに
移行することになりました。
移動して3週間、
今では新しいクラスにすっかりとけこんで、
毎日いきいきと、お仕事に励んでいるようです。
今回は、モンテッソーリ保育園のクラス分けと、
クラスを移行するタイミングについて
お話いたします。
クラスの分けかたは「縦割りクラス」
モンテッソーリ教育を取り入れている施設の、
クラスの分け方は「縦割りクラス」です。
年齢の異なる子ども達が、
兄弟のようにすごします。
- ニド…0歳児
- IC…1~2歳児
- 3-6…3~6歳児
年下の子どもは、年上の子どもに憧れ、
マネをすることで学び、
年上の子どもは自分がされたように、
年下の子どもに思いやりをもって助けてくれるそうです。
『3-6』のクラスを、
先生は『さんろく』と呼んでいました。
クラスの種類
上記でも説明していますが、
未就学児のクラスはおおむね3種類にわけられます。
ニド
0~3歳までの時期は「吸収する精神(無意識)」の時期と呼び、
人生の中でもっとも吸収力が強く、
その後何年かけても達成できないようなことを、
いとも簡単に獲得し、人間社会に「適応」していく時期です。
子どもの自己教育力を発揮させる環境として、
主に7つの教育環境が用意されています。
- 粗大運動の活動
- 微細運動の活動
- 日常生活の練習
- 言語教育
- 感覚教育
- 音楽
- 美術
子どもたちは、
物を持ってバランスよく歩けるようになるまで、
このクラスで過ごします。
0歳児のクラスと紹介しましたが、
実際は物を持ってバランス良く歩ける、
14カ月~18カ月くらいまでの子が過ごします。
発達の速度には個別性があるので、
ICに移行するタイミングは
人それぞれです!
教具棚には、クラスにいる子どもの発達に合わせた
教具が並べられています。
IC
物を持ってバランスよく歩けるようになると、
このクラスで過ごします。
こちらも教具棚には、
子どもの発達に合わせた教具が並べられています。
ニドとの違いは、すべての教具が、
トレーやかごに入れられているところです。
子ども達は、このトレーやかごを自ら机まで運び、
机に座って教具でお仕事をしています。
だから、 物を持ってバランスよく歩けるようになることが、
ICに移動する条件なんですね!
教育環境は、ニドと同じ7種類です。
3-6クラス
3~6歳までの時期は、
「意識の芽生え」の時期と呼び、
今まで無意識に吸収したさまざまなことがらを、
意識的に整理、秩序化していく時期です。
子どもの自己教育力を発揮させる環境として、
主に5つの教育分野が用意されています。
- 日常生活の練習
- 感覚教育
- 言語教育
- 算数教育
- 文化教育
ICの教具は日常生活のお仕事が多いのですが、
3-6クラスは「文字」や「数」などの
学習的なお仕事が多く感じました。
ICに移行した息子の様子
ICに移行していく様子を、
先生が連絡帳に書いてくださっていました。
抜粋してご紹介しますね。
こうして、
8月から少しずつICに慣らしていき、
9月から完全にICへ移行しました。
長い期間かけてICに慣らしてくださったので、
スムーズに移行できたようです。
ICのお仕事にも取り組めていて、
成長に感動しています!
さいごに
ICのクラスを見学したことがあったため、
息子に移動すると聞いたときは
あんな難しいお仕事、
息子にもできるの?!
ICでやっていけるのか
心配だよー!!
と不安でいっぱいでした。
しかし息子は、年上の子を観察し、
マネをしながら楽しく過ごしているようです。
子どもの成長は、
本当にあっという間ですね
モンテッソーリ教育の基本である
「子どもの力を信じる」ということを、
改めて思い出させてくれた出来事でした。
つい息子ができることを、
親が決めつけていました…
信じる気持ちを忘れずに、
親子でチャレンジを続けたいです!
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