- モンテッソーリ保育園で、子どもがどんな活動をしているのか知りたい
- 近い月齢の子が、どのようなモンテッソーリ活動をしているのか知りたい
- おうちモンテのヒントが欲しい
こんにちは!ちなです!
その日の連絡帳には、いつにも増して、
長文で園での息子の様子が書かれていました。
いつも園での息子の様子を、
丁寧に書いてくださる先生には、
感謝でいっぱいです!
その内容は、
自宅でも取り入れられそうな
お仕事についても書かれていたので、
紹介したいと思います。
【みかんむき】のお仕事
みかんをむく
イスに座り、
机の上でみかんをむくお仕事をしたそうです。
今日はみかんむきのお仕事をしました。
お家でもむいているのでしょうか。
きれいにむけました。
ちなみに自宅では、
一切みかんをむいたこともなければ、
むく様子を見せたこともありません。
きっと、
クラスの年上の子がお仕事をしている様子を見て、
学んでいたのだと思います。
もしかしたら、
「みかんの皮をむく」ということは、
この本で学んだのかもしれません。
しかけ絵本で、皮をむくしかけがあります。
写実的なイラストで果物が描いてあるので
とてもオススメです。
実際にこの本を手にとった友だちは、
全員わが子のために買っていました!笑
五感を刺激する
みかんの鮮やかなオレンジ色
皮をむいたときに聞こえる音
みかんのさわやかな香り
口に含めば甘酸っぱく
皮と実では異なる触感
私たちにとってはありふれた
「みかん」という存在でも、
小さな子どもにとっては刺激がいっぱいです。
刺激を受けた脳の回路のみが発達していくので、
息子にはあらゆる刺激を
経験してもらえたらと思っています。
とくに親指・人差し指・中指は
「体の外にある脳」
と言われるくらい、
重要視されています!
手先で細かい動きができるところも、
みかんむきの魅力です。
自制心を育む
それを、お口にいれずに
「お台所(給食室)にもっていこうね」
と声掛けすると、
すっと立って自分で運んでいきました。
え?!なんでもすぐ
お口にいれちゃう息子が、
大好きなくだものを
入れなかったの?!
「お口から出そうね」といくら声かけても、
おもちゃや絵本をお口にいれちゃう息子が、
まさかみかんをお口に入れなかっただなんて…。
これには夫と2人で連絡帳を読みながら、
とても驚きました。
今はお仕事中だから、
このみかんはお口に入れてはいけない。
一歳児でもしっかりとした
自制心があるんですね。
指示を理解する
また、「お台所の場所」と「みかんを運ぶ」
ということを理解していることを知り驚きました。
実際先生は、
「指示をする」のではなく「行動を促す」
声かけをされています。
さすがモンテ園の先生!
きっと先生が教えて下さったり、
年上の子を見ることで、
日々学び・吸収していたのでしょう。
そのおかげで、
息子は理解することができたのだと思います。
指示を実行する
理解したことを、素直に実行したところにも、
息子の成長を感じました。
きっと、みかんがのったトレーを両手に持って、
お台所まで落とさずに運ぶことは、
簡単なことではなかったと思います。
思考の発達と身体の発達、
両方あってこそ、実行できたのだと思いました。
コミュニケーションをとる
給食室の前では、少し緊張していましたが、
「ありがとう」と給食の先生に言われて、
納得したように戻っていきました。
「緊張」から「納得」。
先生の言葉を理解できたことで、
自分の行動が「これでいいのかな?」から 「これでよかったんだ」と、
思うことができたのでしょう。
日ごろから、
よくコミュニケーションをとってもらっているため、
息子の理解力が育まれているのだと思います。
「えらいね」や「すごいね」
ではなく、
「ありがとう」
と声をかけるところも、
モンテ園の先生!
という感じがじます!
また、給食の先生も、
モンテッソーリ教育を徹底されているところに、
感銘をうけました。
終わりに
みかんをむいて給食室までもっていく
大人にとってなんてことない行動でも 、
子どもにとっては成長するチャンスにあふれた行動です。
今回連絡帳を読んで、自宅の中にも、
子どもが成長できるチャンスは無限にあるのではないかと、
考えるきっかけになりました。
さっそく、食事の支度の際に
皮むきのお仕事をお願いしようと思います!
お仕事あとに食べるくだものは、
きっといつもよりおいしく感じることでしょう^^
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