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できていた下膳をしなくなった!どう対応したらいいの?【モンテッソーリ保育園連絡帳】

この記事はこんな方にオススメです
  • モンテッソーリ保育園で、子どもがどんな活動をしているのか知りたい
  • 近い月齢の子が、どのようなモンテッソーリ活動をしているのか知りたい
  • おうちモンテのヒントが欲しい
ちな

こんにちは!ちなです!

前回は、息子が下膳をするようになったお話をしました。

下膳ができるようになったんだ…
と思ったのもつかの間、
下膳をしない日が続いたんです。

担任の先生にも相談し、
どのような対応を取れば良いか学んだので、
今回はそのお話したいと思います。

もくじ クリックするととべます

突然下膳しなくなった

食後に息子が使った食器は、
親がすぐに片付けずに、
息子が持っていくのを待つように心がけています。

そんなある日、
食後にぱーっと走り出し、
おもちゃで遊びはじめてしまいました。

ちな

あれ?!いつもと同じ状況なのに
なんでしなくなったの?!

それから、 下膳する時もあれば
しない時もある日々が続きました。

私の対応と息子の反応

下膳しなかったからといって、
親が片付けると、息子に
『ママが片付けるから下膳しなくていいんだ!』
と思われると考えました。

なので、

ちな

ごちそうさまをしたね。
食べ終わったら食器はどうするのかな?
使った食器はキッチンに持っていこうね!

と声をかけ続けました。

10分ほどしたら突然下膳する時もあれば、
全くダメな時もありました。

また食器を息子に渡すと 、
キッチンへ運び出すこともあります。

ちな

できることをやらなくなっちゃった!
これは初めての悩み…どうしよう?

先生に相談し、アドバイスをもらう

息子の担任の先生は、
AMI0-3の資格を持つベテランの先生です。

きっと先生なら、
良いアドバイスをくださると思い、
連絡帳に書いて相談することに。

連絡帳/母

家では下膳をする日としない日があって、どう対応したらよいか悩んでいます。

次の日に、
担任の先生からアドバイスをいただきました。

連絡帳/先生

食事やお仕事の片づけは、声かけしてもいやな時はしていません。「かわりにお片づけするね」や「みててね」など、大人がゆっくりする姿を見せることでも十分だと思います。

ちな

相談してよかった!
すぐにできる具体的なアドバイスをもらえた!

自分では八方ふさがりでしたが、
良い方法を教えてもらえました。

先生のアドバイスから考察したこと

強制させない

モンテッソーリ教育は、
子どもに強制してお仕事をさせるようなことはしません。

環境を整えることで、
子ども自らがお仕事を選び、生き生きと取り組む。

これが本来のモンテッソーリ教育の姿です。

なので、先生は子どもが嫌がっていたら、
「ルールだから」と強制をしていないのだと思います。

大人の役割りは、
息子に声をかけて下膳を促すことではなく、
下膳ができる/したくなる環境作りをすることなのかもしれません。

この頃の子どもは、大人のマネが大好きです。

だから先生は、
子どもがマネして下膳したくなるように、
大人が下膳する姿を見せることで十分だと
おっしゃられたのだと思いました。

まだ学ぶ時期

子どもは、なんども同じことを繰り返します。

それは、その行動を習得するために繰り返していると、
モンテッソーリ教育では教えられます。

毎日繰り返すことで習得するため、
息子はまだ下膳については修行の身であるようです。

ちな

一度できたからといって
下膳を習得したわけじゃないんですね!

また、息子は「食後に食器をあの場所まで運ぶ」ということを、
周りを見て学んで実行しています。

なので「なぜ下膳が必要なのか」までは
理解できてはいないでしょう。

下膳する必要性まで理解する頃になると、
息子の行動や大人のアプローチの仕方が
変わる時期なのかもしれません。

お手本はゆっくりと

AMIのコースを受けた際、
講師の先生がおっしゃられていました。

子どもにとって大人の動きはとても速く見えています。お手本は7倍の時間をかけましょう。

たとえば、私たちが「フランス語をマネしてください」と言われたとき、

普通に話されたら聞き取ることもできませんが、
ゆっくり話されたら単語くらいはマネできそうです。

子どももまさに同じような感覚で、
大人がいつも通り動いているスピードでも、
目に追えないくらいのスピードに感じるようです。

なので、お手本はゆっくり見せる
ということが重要なポイントになります。

おわりに

今回、初めて子どもが
「できるはずのことをしない」という行動をとり、
強制はよくないけど甘やかしてもよくない…
という悩みが生じました。

そして、先生のアドバイスによって、
下膳をしない日は以下のように対応することにしました。

下膳を嫌がったときの対応
  • 強制しない
  • 「かわりにお片づけするね」や「みててね」など声をかけて大人がお手本を見せる
  • お手本はゆっくりみせる

この対応を続けることで、
息子は将来下膳を習慣とすることができるのか…?!

ちな

長期的な実験になりそうです!

たかが下膳、されど下膳。

家族全員が下膳しない家族と下膳する家族では、
食器洗い担当の人の負担は、雲泥の差になります。

小さなことですがコツコツ積み重ねて、
日常生活力を身につけてもらえたらいいなあと思っています。

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